母子手帳の扱いは大きく違う

「さっきから、何を探してるんだ?一体、どこを歩けば」嫁いだ先の、母子手帳がありません。「へえ?そうか、ハハ。一応先進国で」関係ある?そんな事。

自分で作るから、まだあったら、内容を教えろと。「場所が変われば、言葉や習慣が異なり、医療システムも同じはず。母子手帳一つとっても、国際結婚は大変。どれどれ…」

一人で分かった感じ?。ちょっと、一緒に探す気は?デッカイ箱、娘達のアルバムか。今では邪魔。誰も作らず、パソコン管理だろう。

ほー、俺達も若かった。ここは多分、北海道へ行った時の写真。「ねぇ、必要なんは母子手帳よ」小、中、高校、大学、そっからプッツリ。デジタル化はここらへんから。

「もう!いい加減にしろ。ホントにどこへ…。やった、母子手帳をようやく発見。今度戻れば、渡せる。そうそう、3,000グラム。大きいわね」

丸過ぎ、少し心配したさ。「その後、誰よりも小さく、風邪ばかり。私もうつされ、年中風邪気味。海を渡ってしまうとは」